2024年11月8日
資材置き場の防犯対策!費用対効果が高い防犯グッズはどれだ?
目次
見落としがちな資材置き場の防犯対策
資材置き場の盗難対策は、建設業界など多くの企業にとって頭の痛い問題ですよね。
資材が盗難や破損などの被害にあうと、経済的なダメージを受けるのはもちろん、社会的ダメージを被るのも必須。
建設業界関係者にとっては宝の山である、資材置き場の防犯対策についてご紹介します。
比例する防犯対策のコストと効果
資材置き場の防犯対策にはさまざまなものがありますが、代表的なものとして次のようなものが考えられます。
表を見てわかるように、一般的に防犯対策の効果はコストと比例しています。
コストパフォーマンスのよい防犯対策にするには、それぞれの対策の中で工夫を凝らさなければなりません
また、そもそも犯罪者が侵入しにくい空間づくりも大切です。
資材置き場は広さがあるため、通常の防犯対策と違って入り口に鍵をかけても意味がありません。
資材置き場ならではの方法を考えていきましょう。
■侵入しにくい資材置き場に
資材置き場は夜間になると人気がなくなるので、犯罪者がいても目につきにくいことが狙われる要因のひとつです。
そこで、防犯対策のひとつに周囲の住民の視線を取り入れましょう。
周囲をおおう柵は、犯罪者の姿を隠し、盗難に手を貸しているようなもの。
見通しのよいフェンスに変えると、周囲から目につきやすくなります。
周辺住民も、夜間の資材置き場に人がいると違和感を覚えますし、「どこからみられているかわからない」という状態では犯罪におよびにくくなります。
ブロック塀の上部に設置する簡易型の「忍び返し」も発売されています。
また、常設の資材置き場なら防犯用の砂利を敷くという手も。大きな足音がするので、泥棒が心理的に嫌がるといいます。
砂利を敷く際は土が混ざらないよう、下に防草透水シートを敷きましょう。
雑草対策にもなり、一石二鳥です。
■手軽な防犯対策:警告
警告看板や警告灯の設置は低コストで導入できる防犯対策なので、取り入れておられる方も多いのではないでしょうか。
犯罪者は目立つことを嫌うので、常に光っているものよりも、センサー式で音や光を発するものの方がおすすめです。
赤色灯が回転するものも。
また、ダミーカメラがあると「録画されているかもしれない」という意識によって、抑止効果が期待できます。
「監視カメラ作動中」「防犯アラーム設置場所」などの警告看板を置くとよいでしょう。
配線がないことが犯人にわからないよう、設置場所を工夫しましょう。
■犯人を特定できる可能性も:録画
泥棒や犯罪者を撃退出来ても、もとを断たなければまた被害にあう可能性が残ります。
そこでお勧めなのが、防犯カメラでの録画です。
人の動きを探知するとセンサーライトのつくタイプであれば、相乗効果が期待できます。
犯罪者特定に目的を絞るならば、目立たない小型のカメラをおすすめします。
夜間録画でも鮮明に写る赤外線タイプなら、犯人が特定できるかもしれません。
すぐに駆けつけて犯罪を防ぐ!:社内通知
センサーや赤外線の検知エリアを人が通ると、離れた場所にいる社内スタッフに知らせてくれるシステムもあります。
屋外の資材置き場では誤って動物などの動きを検知しないよう工夫が必要ですが、警備会社のセキュリティに比べると安価に導入可能です。
■プロによる高い防犯効果:警備会社のセキュリティ通知
セコムやアルソックなど、各警備会社が用意しているセキュリティ通知サービス。
これを利用すれば、侵入者を検知した場合プロがいつでも駆けつけてくれるので安心です。
社内通知を受け取る社員に一定の手当てを支給するよりも、安価に利用できる可能性も。
会社の規模やサービス内容に応じて費用が異なるので、見積もりを比較してみるとよいでしょう。
おわりに
防犯グッズは、それがあるだけで犯罪者に対しての威嚇になります。
防犯意識が高い企業であることをアピールし、狙われにくい企業となるためにも、日ごろの防犯対策は欠かさないようにしましょう。
犯罪被害にあってからでは、損失が大きすぎます。事前の対策が何よりも大切です。
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