耐荷重1tのフレキシブルコンテナバッグに土はどれだけ入る?

2015年06月05日

耐荷重1tのフレキシブルコンテナバッグに土はどれだけ入る?

フレキシブルコンテナバッグでよく使われるのは、容量が1 m3(1立米)、耐荷重が1tのタイプです。1つのバッグに1tの内容物が入るので、トンバッグと呼ばれることもあります。

水の比重は1(1t/1m3)です。単純計算では1m3のバッグに1tの水を入れられることになります※1。

一方、鉄の比重は7.85です。そのため、0.12m3で1tに達してしまいます。バッグの1/8ほど入れたところで、耐荷重に達します。それ以上入れると、吊り下げたときに吊りベルトが切れるリスクが高まります。

食品は?金属は?木材は?比重別のフレキシブルコンテナバッグ

1t入れるにはどれだけの袋(耐荷重1t、容量1 m3)が必要なのか。比重を元に計算をしてみました。

分類 内容物 比重 1t入れるのに必要な
1tバッグの量は?
※1 1
食品 玄米 0.8~0.9 1.2袋
小麦粉 0.8~0.9 1.2袋
ジャガイモ 1~1.1 0.9袋
ニンジン 1(1.04) 1.1袋
金属 7.9 0.1袋
9 0.1袋
アルミニウム 2.7 0.4袋
木材・土・建 0.4 2.5袋
1.3~1.6 0.6~0.8袋
コンクリート 2.3 0.4袋
石膏 2.3 0.4袋
砂利 1.7 0.6袋
陶磁器 2.4 0.4袋

※1・・・水は流動性が高いため、吊り下げ、移動させた瞬間に荷重が偏ります。そのため、実際に耐荷重1tのフレキシブルコンテナバッグに水を1t入れるのは危険です。

土はフレキシブルコンテナバッグの6分目までに

1 m3のフレキシブルコンテナバッグいっぱいに土を入れると、1tを超えてしまうことがあります。土を1t・1立米のフレキシブルコンテナバッグに入れる場合は、6~7分目に留めておいた方が良いと思います。

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