それぞれの食品に適したフレコンバックを
フレコンバックは米や麦、芋やたまねぎなどの収穫、籾殻、堆肥などの保管・運搬によく使用されています。
フレコンバックといってもさまざまな種類があり、それぞれ適したフレコンバックを使用した方が便利です。
収穫や運搬に使うだけなら、どんな入れ物でもいいのでは?と思っていませんか?
米や麦などの穀類、野菜などの収穫・運搬・保管には食品衛生法適応したフレコンバックの利用が必要です。
そういった点も踏まえて、適切なフレコンバックを選びましょう。
米や麦などの穀類、野菜などの収集・運搬・保管には、食品衛生法第3章器具 及び容器包装第16条に適合するフレコンバックが必要、とされています。
営業において使用する器具や容器包装は清潔で衛生的でなければならない、という観点からです。
農業用のフレコンバックにもいろいろあるため、衛生で清潔なものであり、長期間の使用ができるもの、高熱や紫外線に耐えられるもの、といった基準で選ぶことが大事です。
食品衛生法に伴う分析試験をクリアしているものを選べば安心です。
・米・麦の収穫用フレコン
飼料米、籾、麦などの収穫運搬。籾が500kgから1トン入る大きさのフレコンバックが便利です。
・大根やニンジン、じゃがいもなどの根菜出荷用フレコン
根菜の収穫機械にセットして使えるフレコンバックが便利です。比較的小さいサイズが使いやすいでしょう。
・籾殻運搬用フレコン
籾殻、大豆、とうもろこしなどの飼料用作物の運搬・保管に使用します。
・酪農・畜産での利用
堆肥など食べ物を入れない場合は、食品衛生法の適用外でも大丈夫です。
フレコンバックはドラム缶や鉄製コンテナ、メッシュパレットと同じ用に保管・輸送の目的で使用されますが、それらと比べるとコストパフォーマンスに優れています。
食品の運搬・保管などに使用するフレコンバックは食品衛生法に従ったものが必要ですが、堆肥や土など食べ物でない場合は、安価なものでも大丈夫です。
フレキブルコンテナバック(フレコンバック)に関して
レコンバックはポリエチレンやピリプロピレンなどといった化学繊維でつくられていて、非常に丈夫です。
そのため、根菜類や米、麦など農業用に利用されているものも多いです。穀物だけではなく、工業用としては原料や金属、汚泥、堆肥、土、粉、廃棄物などさまざまなものの運搬や保管に利用されているのです。
フレコンバックの特徴として、吊りベルトがついていてバッグをクレーンやフォークリフトなどで持ち上げやすくなっているという点があります。
収納を上部の口から行い、開閉部を閉じることができるようになっています。なかには底が開くようになっているタイプもあります。価格も低価格で、フレコンバックを使用しないときには折りたたんでおけるため便利です。塩化ビニル樹脂や合成ゴムなどを原料としているフレコンバックは、長期間、繰り返して使用できるものもあります。
フレコンバックは形状や容量、耐重量によって適したものがあるため、内容物によって、適したものを選ぶといいでしょう。また、水切りタイプや紫外線をカットできるタイプもあります。必要に応じて、適したフレコンバックを使用しましょう。
内容物によって入る量が違う
フレコンバックにはさまざまな容量のものがあります。内容物によって入る量が異なるため、適したものを選んだ方が作業もしやすいです。
また、フレコンバックには形状や種類があります。例えば排出方法の違いとしては、フレコンバックの底が閉じているものと、ロープを解くことで穴をあけることができるタイプがあります。
運送先で中身を取り出す必要がある場合、排出できるタイプがおすすめです。排出サイズも小さな穴があくものと、全開できるものがあります。そこには反転ベルトがついているものが便利です。
また形状には底の部分が丸いものと四角の角型ものがあります。丸型の方が安いことが多いでしょう。丸型に比べ、角型はデッドスペースができない、というメリットがあります。積み込みの量が変わってくることもあるため、形状は検討した方がいいでしょう。
フレコンバックは樹脂を編み込んでつくられたものです。隙間があるわけではありませんが、細かい粉などが漏れてしまうこともあります。その際には、ポリエチレン製のビニール袋を入れるといいでしょう。内袋として販売されています。水分を含んだもののほか、アスベストなどを保管・運搬する際にも使うといいでしょう。
反対に水分を外に出したい場合は水切り用のフレコンバックもあります。
フレコンバックのなかにはUVカット材のものもあります。一般的なフレコンバックは樹脂製なため紫外線によって劣化してしまいます。UVカット材のものは、劣化を軽減してくれます。
さらに、フレコンスタンドもあります。フレコンバックの間口を広げられるスタンドです。農業用として使用できる便利なものです。取り外しも簡単で、一人で作業をする際には便利です。
このようにフレコンバックにはサイズも種類もさまざまです。
食品を運搬・保管・収集するには安全を期したフレコンバックを選ぶ必要があります。内容物や作業内容に合わせてフレコンバックを購入するようにしましょう。また、使用する前に、安全のために切れ目や縫製のほつれ、破損などがないかを確認してから使うようにしましょう。
関連商品
最安1枚348円から!種類豊富なフレコンバック
https://www.kensetsu-shizai.com/softbag.php
オリジナル・特注のフレコン作成いたします。
https://www.kensetsu-shizai.com/user_data/tokutyu.php