実際のブルーシートは規格サイズよりも小さい?

2015年07月06日

実際のブルーシートは規格サイズよりも小さい?

みなさんは、ブルーシートの実際のサイズを測ったことはありますか?

3.6m×5.4mとして売られているブルーシートを実際にメジャーで測ってみると、実は10cmほど小さいのです。
これは、長さを水増ししているわけでも、工場の加工精度が低いわけでもありません。ブルーシートの規格サイズの定義が関係しています。


ブルーシートが小さい理由

ブルーシートは、ズボンのすそのように端が折り返されています。端に一番力がかかるため、強度を増すための加工です。
この折り返されている部分を広げると、規格サイズになります。折り返し部分で約10cm使っているために、実寸のブルーシートは規格サイズより小さくなってしまっています。


折り返す前のサイズがブルーシートの規格サイズの定義になっています。製造側の都合といえば都合で、利用者にはわかりにくいかもしれません。


キーボードの配列がQWERTYと並んでいるのは、タイプライターの名残りという有名な話があります。発売されたばかりのタイプライターは、素早くタイプすると、すぐに故障してしまったそうです。
メーカーはなるべくタイピングの速度を遅くするため、入力しずらい配置を考えました。その結果、QWERTYの並びなったそうです。


タイプライターの故障問題が解決しても、QWERTYの配列に慣れてしまった人が大勢いたため、配列を変えるに変えられなくなってしまいました。
パソコンキーボードの配列は、英語のスペルが入力しずらい配置のまま全世界に広がっています。


ブルーシートも「規格サイズよりも実寸サイズは10cm小さい」という定義に慣れ親しんでいる方が大勢いるため、今更変えると使いにくくなってしまうのかもしれません。


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