ブルーシート(カラーシート)は、大地震など災害後に品切れしやすい部材です。地震で瓦が壊れ雨漏りを防ぐためや、割れてしまった窓を塞いだり、室内に荷物を置くことができず、野外に置く荷物をとりあえず保護するシートとして活躍します。ほかにも地面に敷いたり、屋根の代わりに設置したり、とにかく万能に使えます。
さまざまな用途で使えるため震災や災害後は、ホームセンター等ではすぐに売り切れます。あらかじめ業務用の幅広くて丈夫なブルーシートを備えておくことをお勧めします。今回はそんな用途に最適な防水のブルーシートについて考えてみます。
ポイント1:なるべく厚いブルーシートを選ぼう!#3000がオススメ
ブルーシートの厚さはシャープ数字で表現されます。#1000~は薄手です。 #3000は厚手です。できるだけ数字が大きいブルーシートを選びましょう。 厚手であればあるほど、破れにくく丈夫になります。防水の性能も高くなります。 価格は少しだけ高くなりますが、災害時用に備えるなら信頼性を重視しましょう。
#3000のブルーシートが入手しやすくオススメです。
ポイント2:なるべき大きいサイズを選ぼう!大は小を兼ねる
最大で25m×25mサイズのブルーシートもあります。さすがに25m×25mサイズとなると 価格が高くなります。10m×10mになると#3000で1枚あたりの価格が12000円になります。 5.4m×9.0mになると#3000でも5000円台になりグッと安くなります。
5.0m以上のブルーシートで、予算に合わせて選びましょう。 屋根の瓦等の仮の修復に使えるサイズが1枚用意できれば、 安心感が増します。
※価格は建設土木資材.comを基準とした価格になります。
ポイント3:ハトメ(金属のホール)は必須。業務用にはハトメあり。
家庭用のブルーシートには、ハトメ(金属のホール)がないものもあります。 業務用のブルーシートの端にハトメがあります。資材専門店で購入すれば、 ハトメが標準です。念のために購入するときは、ハトメがあるか確認しましょう。 ブルーシートを紐などで固定するには、ハトメが必須です。
ポイント4:長期になる場合は、紫外線(UV)耐候剤入りの長持ちシートもあります。
ブルーシートなどは紫外線で劣化します。そのために非常に長期の利用が考えられる場合は、紫外線(UV)耐候剤入りの長持ちシートを購入しておけば安心です。ただし価格も高くなりますので、予算に合わせて考えましょう。
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